【動画】「長崎くんちの奉納踊」が開幕
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 長崎くんちの奉納踊(おどり)が7日に諏訪神社(長崎市上西山町)で開幕した。今年の踊町(おどりちょう)5ケ町の出演者たちも、参道を埋めた観客たちも、この日に向け稽古を重ねてきた自慢の演(だ)し物に熱中。秋の冷気の訪れた街が一転、熱気に包まれた。

 午前7時から、ひんやり澄んだ空気の中、諏訪神社に先頭を切って登場したのは、今博多町の「本踊」だ。6人の踊子(おどりこ)が新元号「令和」が書かれた扇子を広げると歓声があがった。

 参道の長坂を埋めた観客からは、各踊町の演し物のたびに「モッテコーイ」「ショモーヤレ」の声が響いた。江戸町の「オランダ船」では、アンコールの声がやまず、何度も船が登場。船を回す度に拍手が起こった。

 長坂で見ていた長崎市宿町の石橋友恵さん(70)は、10月7日生まれという縁もあって何度もくんちを見ている。「同じ演し物でも見比べると違う発見がある」。2度の出演経験がある同市の大学生北島綾さん(18)は「籠町の龍(じゃ)が一番目力があって好き。イケメンですよね」と話した。(米田悠一郎、榎本瑞希)