宮内庁は、22日に予定されている「即位の礼」のパレードで天皇、皇后両陛下が乗車するオープンカーを7日午前に報道公開した。

 このオープンカーはトヨタの高級車「センチュリー(3代目)」を改造したもので、約8千万円を上限とする契約で内閣府が購入。9月26日に宮内庁に納車され、「皇10」のナンバーがつけられた。車体は全長5・34メートル、全幅1・93メートル。平成の時に使った英ロールスロイス製のコーニッシュⅢのオープンカーよりやや大きい。当日はボンネットに天皇旗を立てる。

 座席は白い本革張り。沿道から両陛下の姿がよく見えるよう、背もたれの角度を後ろに25度傾け、座席そのものも、後ろにずらした状態で固定した。車体の色は、通常のセンチュリーと同じ「神威(かむい)エターナルブラック」だが、塗装を通常のものよりも多く重ね、鏡面のように仕上げたという。

 パレード「祝賀御列の儀」では、両陛下の車列が午後3時半に皇居を出発し、赤坂御所までの約4・6キロの道のりを約30分かけて進む。