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 音響機器大手のオンキヨーは7日までに、米音響メーカーのサウンド・ユナイテッドへの家庭用AV事業の売却を中止すると発表した。約80億円で7月の売却完了をめざしたものの、関連する契約を結んだり資金を調達したりすることが難しくなるなど、条件が整わなかったという。

 4日の取締役会で中止を決めた。オンキヨーは2018年3月期まで5年連続で純損失を計上し、経営再建を進めていた。主力製品のヘッドホンやアンプなどを抱える家庭用AV事業を譲渡した後は、法人向けの音響機器事業に経営を集中させる方針だった。

 オンキヨーは、財務体質の健全化や他社との提携について今後も検討を続けていくとしている。(福山亜希)