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 宮城県漁業協同組合による生食用むき身カキの出荷が7日、始まった。東松島市の県漁協鳴瀬支所の共同処理場では午前7時から、水揚げされて滅菌処理された800キロほどのカキの殻を生産者ら約50人が手際よくむいた。

 この海域は鳴瀬川と北上川の二つの1級河川が流れ込み、プランクトンが豊富で、養殖に通常は2年かかるところ1年で出荷される。強い甘さが特徴の「鳴瀬かき」としてブランド品になっている。

 支所のかき部会長、木村喜久雄さん(67)は「異常気象の影響か、昨年は4割が出荷前に死滅してしまったが、今年は大丈夫。甘みのあるカキに育った」。県漁協は県内の今季の生産量を昨年と同様の約1800トンと見込んでいる。(岡本進)