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 大阪府警城東署の留置場で7月、面会室の出入りを知らせるブザーが切られていたことが、府警関係者への取材でわかった。担当者は居眠りしていたといい、容疑者と弁護士の面会が終了しても気づかなかった可能性がある。富田林署で昨年8月に容疑者が逃走した事件では、ブザーの電池が抜かれた状態で、逃走につながったとされる。

 府警関係者によると、担当者は7月、容疑者が弁護士と面会中、内規で禁止されたスマホを留置場内に持ち込んだうえ、居眠りしていたという。別の署員に起こされたが、その後、ブザーのスイッチは切られていたことが判明したという。

 容疑者が逃走した富田林署では、別の容疑者からの苦情でブザーの電池を抜いていた。府警は事件後、本部や65署の面会室のうち、電池式のブザーを電気で作動するタイプに改修。城東署のブザーは元々、電気で作動するタイプで改修の対象外だったが、スイッチを切っていたという。府警は17の面会室で手動でスイッチを切れないようにするなど追加改修をする方針。