津田氏「一喜百憂が連日続いた」 不自由展再開で会見

[PR]

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、中止となっていた企画展「表現の不自由展・その後」について、芸術祭実行委会長の大村秀章愛知県知事は8日午後から企画展を再開する方針を発表した。津田大介芸術監督の記者会見での主な一問一答は以下の通り。

 ――作家全員参加での再開について。

 検討委と不自由展実行委が話し合って合意にたどり着いたことを大変喜ばしく感じている。重要なことは、再開と同時に、展示中断や展示の変更をした作家たちが明日から全員戻って来ること。本来の、完全な形で見てもらえる。非常に喜ばしい。

 ――津田さんは協議から外れ、客観的に見ていたのでは。合意の決め手は。

 一つではない。ゴールはみなさん共有できていたと思う。しかし、暴力的な抗議の形で3日で閉めたからには、二度と失敗は許されない。だからこそ慎重にやろうというところで、ゴールに向かうプロセスで一致できる、できないが表面化し、話し合いと調整を進めた。一つの決め手があって、ということではない。

 ――抗議が激しくなるかもしれないが、どう対処するか。どう楽しんでもらうか。

 具体的なセキュリティー対策…

この記事は有料会員記事です。残り1056文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

あいちトリエンナーレを考える

あいちトリエンナーレを考える

「表現の不自由展・その後」が一時中止されました。今も残る影響と、今後を考えるための視点を紹介します。[記事一覧へ]