拡大する写真・図版 1989年10月9日夕、民主化を訴え大通りを埋め尽くした市民=DPA通信

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 東西冷戦終結の象徴となった「ベルリンの壁」崩壊から、まもなく30年になる。うねりを後押ししたのは壁崩壊1カ月前の10月9日、旧東独のライプチヒで起きた大規模デモだった。現場に居合わせ、デモをビデオ映像に収めたジャーナリストが、当時の様子とともに、右翼が勢いづく今のドイツへの思いを語った。

 ライプチヒの中心部にある教会の塔。高さ約70メートル、約200段の階段を上るとバルコニーに着いた。フリージャーナリストのジークベルト・シェフケさん(60)は30年前、ここから日本製VHSビデオカメラを構え、友人のアダム・ラモブスキ氏と、7万人が繰り出したデモを記録した。

 シェフケさんは旧東独で環境汚染の告発などをしていた。「今で言うドローン。全体像を撮りたくて」。カメラはタオルにくるんで袋に入れ、シュタージ(秘密警察)の目をかいくぐって教会に持ち込んだ。

 1989年10月9日の午後6…

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