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 国際捕鯨委員会(IWC)脱退に伴って31年ぶりに再開となった商業捕鯨と、その後の沿岸捕鯨を終えた和歌山県太地町漁協所有の小型捕鯨船第7勝丸(乗組員6人、32トン)が8日、太地漁港に帰港した。

 3月29日に出港した第7勝丸は、4~6月に東北・北海道沖で昨年までと同様の調査捕鯨をした後、7月1日に他県の4隻と一緒に商業捕鯨としてのミンククジラ漁に移行。9月22日に今期の商業捕鯨を終えた。5隻に割り振られた33頭の枠のうち、3分の1の11頭を捕ったという。その後は千葉県沖でIWC規制対象外のツチクジラ漁をし、半年ぶりに戻ってきた。

 乗組員の家族と共に船を出迎えた町漁協の〆谷和豊業務部長(53)は「勝丸は5隻の中で特にチームワークが良かった。乗組員は来年の商業捕鯨に備え、英気を養ってほしい」と話した。(東孝司)