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 フィギュアスケート女子の日本勢に与えた衝撃は大きかった。5日にあったジャパンオープンで、今季からシニアに参戦した15歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が3種類の4回転ジャンプを計4本着氷させた。女子選手としては異例の高難度の構成で、4回転に今季から本格的に挑む日本勢との差は大きい。

 トルソワは、世界ジュニア選手権を2連覇したフィギュア大国期待の逸材だ。

 フリーを滑ったジャパンオープンでは、4回転ジャンプを4本跳ぶ構成。冒頭のサルコー、続くルッツは出来栄え点(GOE)で加点を引き出し、トーループは2連続、3連続のコンビネーションジャンプで跳んだ。3種類全4本を着氷させる圧巻の演技で160・53点をたたきだし、女子1位に。技術点は97・51点で、2位だった平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)に17・43点差をつけた。技術点だけなら男子選手の世界トップ級に迫り、この日は世界選手権2連覇中のネーサン・チェン(米)に1・16点差だった。

 トルソワはトリプルアクセル(3回転半)ジャンプの練習をしていることを明かし、「そろそろ導入します」。恐るべき15歳の進化は止まりそうにない。

「もう、ポカーンって」

 4回転ジャンプ4本を着氷させる演技を目の当たりにした日本勢は驚きを隠せなかった。

 日本女子のシニア選手は、まだ誰も国際スケート連盟(ISU)公認大会で4回転ジャンプを成功させていない。昨季のグランプリファイナルを制した17歳の紀平梨花(関大ク)は今季、フリーの冒頭で4回転サルコーを組み込むことを明言しているが、複数本は予定していない。「4回転を本番で決めるメンタルの強さがすごいと思った。私はとにかく安定した滑りをしないといけない」と語った。

 平昌五輪4位の宮原知子(関大…

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