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 女性が自分の健康やとりまく社会の現状に関心をもち、ポジティブに生きていくことを後押しする「Ladyknows Fes2019」が、国際ガールズデーにあわせ、11日まで東京・渋谷で開かれている。女性の健康診断や人間ドックの受診率は男性より低く、特に20、30代の4割前後が未受診だ。何とかしたい――。23歳の女性の強い思いが、かたちになった。

 腸内細菌をポップに表したボールプール、女性の経血量を表す「トマト缶」の壁と、座面を生理用ナプキンで覆ったブランコ、女性の新しい生き方を切りひらいてきた先人たちの言葉に出会えるブース……。会場に入ると、インスタ映えするおしゃれな小部屋が並ぶ。

 婚姻後に夫の姓を選ぶ夫婦は95%に上ることや、女性の衆院議員の割合は1割で、世界有数の低さであること、30代になると男女の収入差が大きくなることなど、日本の男女格差の現状を可視化したコーナーもあり、「どれだけ育児をしていても、『イクウーメン』とは呼ばれない」「女性の経営者がもっと増えたら女性の暮らしがもっと変わるかも」といった言葉が添えられている。

 主催するのは、「女性を知る。社会を知る。自分を知る。」をコンセプトに、社会のさまざまな不均衡と向き合おうと今年4月に始まったプロジェクト「Ladyknows(レディーノーズ)」。今回のフェスの大きな目的は、女性が自分の健康に関心をもち、健診の受診率向上につなげることだ。

 背景には、女性はどの年代も男性より健診の受診率が低く、とりわけ20、30代女性の4割前後が未受診という現状がある。厚生労働省の国民生活基礎調査(2016年)によると、20歳~79歳の過去1年間の健診や人間ドックの未受診率は、30代女性が最も高い43・8%。次いで高いのが20代女性の38・5%だ。

 フェスでは、若い女性が思わず…

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