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 労働組合の中央組織・連合が結成30周年を迎えた。10日に東京都内で始まった定期大会には立憲民主、国民民主の両党代表も出席したが、「民主党政権」誕生に沸いた10年前の高揚感はない。非正規雇用や外国人労働者など立場が弱い働き手が増え続ける中、3期目を迎える神津里季生(りきお)会長らの求心力が問われる。

 大会の冒頭、神津氏は30分に及ぶスピーチのなかで、壇上に並ぶ立憲民主の枝野幸男、国民民主の玉木雄一郎の両党代表に注文をつけた。

 「(両党などが結成した)共同会派の責任は極めて重い。政党間におけるお互いの立場を尊重して、丁寧に物事を進めていただくよう求める」

 10年前の20周年大会は支持する民主党が政権をとった直後。当時の鳩山由紀夫首相らを招いて喜びに沸いた。だが、今大会で採択された今後2年間の運動方針には、支持政党の名前すら明示されなかった。

 尾を引くのは、2年前に起きた…

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