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 「マス釣り」の聖地として知られる栃木県日光市の中禅寺湖で、産卵のため湖に注ぐ川を遡上(そじょう)するヒメマスが激減している。9月から10月中旬にかけて、多い年には1万匹以上が遡上するが、今年は9月は0匹、10月も10日現在、5匹しか確認されていない。原因がはっきりせず、地元はやきもきしている。

 中禅寺湖漁協は毎年、人工孵化(ふか)した約100万匹の稚魚を放流してきた。稚魚は約2年で体長30センチほどに成長し、わき腹を赤い婚姻色に染めて放流した川を遡上する。遡上数は年によって大きく変動するが、2016年は約1万匹、17年は約1万3千匹が遡上した。

 ただ、昨年は大幅に減って約600匹。14、15年も150匹足らずだった。今年も漁協と中央水産研究所の日光庁舎が4カ所に漁具を仕掛けて遡上をチェックしているが、確認できたのは5匹のみだ。

 同研究所の山本祥一郎研究グループ長は「これだけ少ない年は過去に例がない。水温の上昇、エサとなる動物プランクトンの減少、ヒメマスの稚魚を食べるレイクトラウトやブラウントラウトなど大型外来魚の激増などの影響が考えられるが、はっきりしない。原因究明はこれから」と話す。

 一方、同様にヒメマスの生息地…

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