天皇陛下が即位して5カ月余。22日には即位の礼が行われる。令和の皇室はどうあるべきか。現状や課題について放送大教授・原武史さんに聞いた。

 代替わり後のこの半年で、雅子皇后の経歴が再認識されたように思います。ハーバード大学で学び、外交官でもあった皇后は、初の国賓となったトランプ米大統領夫妻を堂々ともてなした。その姿は長引く療養期間を経た今、新鮮に映っているのかもしれません。

 そもそも、天皇の配偶者である皇后とは、どのような存在なのでしょうか。明治以降の皇后は、女子教育や養蚕業を奨励し、ハンセン病患者を支援し、傷病兵を慰問するなど皇室の「仁」を浸透させる役割を担いました。さらに大正天皇の妻・貞明皇后は4人の母として皇室の中に近代的な「ファミリー」を築きました。平成の美智子皇后(上皇后)は、天皇とともに地方訪問を行うスタイルを皇太子妃時代から確立させ、象徴天皇制を定着させる役割を果たしたと言えます。

 いつの時代も皇后に求められる…

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