[PR]

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間で暴力や嫌がらせ行為などが相次いでいた問題で、神戸市教育委員会は、市立の全学校・幼稚園で同様の問題がなかったか緊急に調査する方針を決めた。校長・教頭ら管理職を含む教職員全員にアンケートや聞き取りを実施し、実態把握を進めることを想定している。

 市教委関係者によると、対象は市立の幼稚園36園▽小学校162校▽中学校81校▽特別支援学校5校と、それらの分校などを含む計299校・園の教職員。

 調査では、上司や同僚らとの間での暴力や暴言、パワハラ・セクハラ行為の有無を尋ね、そうした問題を見聞きしたことがあるかどうかについても回答を求めることを検討している。市教委は調査結果をもとに実態把握と背景分析を進め、東須磨小の問題については必要に応じて外部有識者の協力も得ながら、経緯を明らかにする方針だ。

 この問題では、東須磨小の教諭4人が昨年以降、同僚教員4人に暴力や暴言を繰り返していたことが判明している。激辛カレーを食べさせられたり、ロール紙の芯でたたかれたりした被害教員の一人は9月から学校を休んでおり、市教委は関係者の処分を検討している。(川嶋かえ)