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 タイの国立公園で滝つぼに落ちた子どものゾウを助けようとしたとみられる大人のゾウなど計6頭の死体が見つかった問題で、同園は8日、付近で新たに5頭が死んでいるのを確認したと発表した。タイ政府は滝の周りに転落を防ぐ柵を作れないかの検討を始めた。

 事故があったのは、東北部ナコンラチャシマ県のカオヤイ国立公園。小型無人機ドローンの捜索で新たに5頭が浅瀬に打ち上げられているのが確認された。

 捜索に加わる男性によると、滝に面した崖では、大人のゾウが足を滑らせたような痕が多数見つかったという。滝は1992年にもゾウ8頭が転落死した場所で「地獄の滝」と呼ばれていた。タイではゾウが神聖な動物と考えられていて、地元紙は「過去最大級の犠牲」と悲報を伝えている。(バンコク=乗京真知)