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(語る 人生の贈りもの) タレント・上沼恵美子さん

 幼い頃から歌が好き。「大阪ラプソディー」というヒットにも恵まれたとあって、基本的に年に1度はコンサートを開いています。30年間続けてきました。

 《観客は女性が中心で、20代から年配の方まで幅広い年齢層。ネット販売への移行前はチケットのために徹夜組が出て数分で完売し、毎回ニュースになった》

 生でお客さんの前で歌うのは、生意気に聞こえるかもしれませんけど、ファンへのお礼なんです。40年間、ずっとテレビとラジオばかりで仕事をしてきましたから。

■かみぬま・えみこ1955年、兵庫県生まれ。13歳でプロの舞台に立ち、中学校卒業後に姉と漫才コンビを結成。94年、95年にNHK紅白歌合戦の司会を務め、関西で冠番組を多数持つ。

 コーラスを100人入れたり、豪華な衣装にしたりと、はっきり言って全然儲(もう)かりません。ええ、それでいいんです。歌うと初心に帰れますし、照明や音響なども私を助けてくれる。でも、一番の支えは、やっぱりファン。少しトチッても「緊張してますわー」で、またドーンと沸く。もう、「やっぱり歌が好き。明日死んでもいい」と思えるほど感謝です。

 最初の4回は違う会場でしたが、以降は決まって大阪・中之島のフェスティバルホール。建て替え前のほうが好きでしたけど、音も会場の雰囲気も日本一です。

 リピーターが多く、輪も広がってる。ファンの人は娘さんに「ちょっとパソコンで、えみちゃんのチケット取ってよ」と頼む。娘さんは「あんなおばちゃんのコンサート嫌よ」と言いつつ、足を運べば楽しんでくれる。その子が結婚して母親になって、ファンになってくれる。ラジオも聴いてくれるようになる。そうやってずっと、私は生かされてきたんです。

 《11月13日には最新シングル「時のしおり」を発売したばかり》

 今回の新しい曲は、切ない女心を、今の自分の等身大の気持ちを込めて歌ってる自信作です。共感してくれる女性がいっぱいいるといいなと思っています。

怒られた、でもタイプやった

 プライベートなこともお話ししましょうか。結婚は22歳になりたての頃でした。夫のことが好きで好きで、目がハートになってました。結婚が決まった時、「私は彼のオーディションに受かったんやな……」と感慨深かった。

 《当時、海原千里・万里は東京と大阪で多数のレギュラー番組を抱える絶頂期。結婚と同時に芸能界を引退し、世間を驚かせた》

 今思えば、そんな時期の結婚は…

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