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 日産自動車は8日に取締役会を開き、内田誠専務執行役員(53)が社長兼CEO(最高経営責任者)に昇格する首脳人事を決めた。COO(最高執行責任者)には日産傘下の三菱自動車のアシュワニ・グプタCOO(49)を充てる。また、関潤専務執行役員(58)が副COOとしてグプタ氏を補佐する。日産は一連の人事について、来年1月1日付の発令を目指すとしている。

 取締役会議長の木村康氏(元JXTGホールディングス会長)は「内田氏の強いリーダーシップによる新体制のもと、早期業績回復と新しい日産の再建に全社一丸となって取り組んでいただきたい」とのコメントを出した。

 内田氏は同志社大神学部卒。日商岩井(現・双日)を経て2003年日産に入り、16年に常務執行役員、18年4月から専務執行役員。

 グプタ氏は06年に仏ルノーに入り、19年4月から三菱自COO。

 日産では昨秋にカルロス・ゴーン会長の報酬不正問題が発覚し、昨年11月に会長職を解任された。その後は西川(さいかわ)広人社長兼CEOが日産を率いてきたが、自身の報酬不正問題が発覚し、今年9月16日に辞任。その後、日産の指名委員会が後継トップの人選を進めていた。