日産新トップは「海外経験豊富な3人体制に」 会見詳報

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 日産自動車は8日夜、辞任した西川広人社長兼CEO(最高経営責任者)の後任に、内田誠専務執行役員が昇格する人事を決め、横浜市の本社で記者会見を開いた。取締役会の木村康議長(元JXTGホールディングス会長)、指名委員会の豊田正和委員長(元経済産業審議官)と記者団のやりとりは次の通り。

冒頭発言

 木村氏「日産の経営の新体制を発表する。本日の取締役会で専務執行役員の内田誠氏を代表執行役社長兼CEOに任命することを決議した。あわせて三菱自動車COO(最高執行責任者)のアシュワニ・グプタ氏を日産のCOOに任命する。日産専務の関潤氏を執行役副COOに任命。遅くとも2020年1月1日付の発令をめざす」

 「取締役会として内田氏が日産を前進させるのにふさわしいと判断した。指名委員会のもとで入念に審査した。リーダーシップによって早期の業績回復と再建に全社で取り組んでいく。またグプタ氏と関氏が経験をいかして内田CEOをサポートしてほしい」

質疑

 ――このタイミングで人事が決まった理由や経緯は

 木村氏「10月末を期限に議…

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