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 トヨタ自動車は9日、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村で運行する自動運転の大型電気自動車「eパレット」を、24日開幕する東京モーターショーで展示すると発表した。

 トヨタは、eパレットの構想を18年に発表。米アマゾンなどと開発を進めており、昨年はソフトバンクとの新会社も設け、23年の実用化を目指している。移動に関するさまざまなサービスを手がける「モビリティーカンパニー」への変革を掲げるトヨタは、eパレットを新たな移動サービスの象徴と位置づける。

 東京五輪では選手村での移動手段として、十数台提供する計画。選手村内の数キロの巡回コースを、2~3分おきに24時間運行する予定だ。

 発表に先立ってトヨタが報道陣に公開したeパレットは、全長約5メートル、全幅約2メートル、全高約2・7メートル。最高時速は19キロ。前後対称の箱形で最大20人が乗車できる。1回の充電で約150キロ走行できる。車の外側のセンサーで、周囲の人や障害物を認識しながら自動で走行し、横断を待つ歩行者をみつけると停車する。

 実際の運行ではオペレーターが1人乗車し、安全を確認。非常時には手動で緊急停車する。(千葉卓朗)