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 体育行事での「組み体操」を巡り、神戸市教育委員会は17日、市立小・中学校で今年度に66件の事故が起き、6人が骨折したとする最終集計をまとめ、市総合教育会議に報告した。久元喜造市長が事故の多発を危ぶみ、中止を求めていたが、市教委が応じなかった経緯がある。骨折事故はいずれも中止要請の後だった。久元市長は来年度以降の見合わせを改めて求め、市教委は外部有識者の意見も聞き、年内に方針を決める考えを示した。

 市教委は、児童・生徒が医療機関を受診したケースを事故として集計。春の体育行事では、練習中と本番中に計15件の事故があり、内訳は、脳振盪(しんとう)1人▽ねんざ4人▽打撲9人▽すり傷1人だった。

 久元市長は7月以降、組み体操の中止をツイッターで呼びかけたり、市教委に文書で求めたりした。だが、市教委は「すでに練習している学校がある」などとし、安全確保策を盛り込んだ「実施計画書」の提出を各校に義務づけるなどの措置にとどめていた。

 秋の体育行事に向けた8月以降…

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