拡大する写真・図版ジャパドッグの売れ筋商品。左から「テリマヨ」、お好み焼き風の「オコノミ」、大根おろしと刻みネギが乗った「オロシ」=バンクーバー、鵜飼啓撮影

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 ニューヨークから、直行便で約5時間かかるカナダ西部バンクーバーに行く機会があった。できるだけ安いチケットで行こうとトロント経由にしたので、実際には乗り継ぎ時間も入れて往路は9時間半ほど。「はるばる」という言葉がピッタリきそうな長旅だ。せっかくなので当地の名物を食べてみたいと調べてみた。

 「バンクーバーのマスト・トライ(必食)」

 いくつかのサイトでそう紹介されている食べ物があった。「ジャパドッグ」だ。

 ん? ジャパドッグって「ジャパン」と関係がある何かだろうか。

 ホームページを見てみると、日本人夫婦が始めたホットドッグ店のようだ。面白そうなので、社長の田村徳樹(のりき)さん(44)に話を聞きに行った。

NYで挑戦のはずが

 田村さんが妻の美砂さんと2人でバンクーバーに来たのは2005年1月末のことだ。もともと日本でサラリーマンをしていたが、30歳を迎えたことを機に「好きなことをやりたい」と決意した。

拡大する写真・図版ジャパドッグの店舗前で商品を手に持つ田村徳樹さん=バンクーバー、鵜飼啓撮影

 頭に浮かんでいた言葉は「ニューヨーク」と「屋台」。ニューヨークに行って屋台から始め、大きくして行けたらかっこいい――。前職では飲食店のオーナーに営業する仕事をしていたが、実際の飲食業の経験はアルバイトだけ。英語も話せない。にもかかわらず、そんな夢を抱いた。

 調べてみると、米国で屋台を営…

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