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 宮城県気仙沼市を流れる大川で9日、今シーズンのサケ漁が始まった。捕獲器に入っていたピチピチのサケが、次々と水揚げされた。

 川をさかのぼるサケの漁があったのは、気仙沼鮭(さけ)漁業生産組合の幸町鮭捕獲所。組合員が午前6時ごろから、川幅約40メートルの中央にしつらえられた捕獲器に小舟で向かい、サケを次々とすくい上げた。陸に揚げたサケからすぐに採卵し、人工授精をした。水揚げはオス111匹、メス104匹の計215匹。まずまずの大きさという。

 漁のピークは今月下旬から来月初めにかけて。来年1月までの漁期に、2万匹の捕獲、1200万粒の採卵、900万匹の稚魚育成を目指し、来年2月中旬から稚魚の放流を始める。

 管野幸一組合長は「まあまあの滑り出しだ。不漁の予測は出ているが、よりたくさん放流できるようにしたい」と期待する。(佐々木達也)