【動画】協定書に調印した楠山隆・和歌山県警田辺署長と和歌山田辺ドローンスクールの野村晃大代表=大野宏撮影
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 和歌山県警田辺署と和歌山田辺ドローンスクール(田辺市新庄町)は9日、災害などが発生した場合にドローン(無人航空機)の運用で協力することを定めた協定を締結した。

 同署は旧本宮町を除く田辺市とみなべ町、上富田町を担当し、面積は県全域の2割を超える。管内のほとんどが山間地で、遭難は昨年から10件にのぼり、署員延べ約200人を捜索に投入したという。

 同スクールは田辺自動車学校が昨年開校。署員向けに操縦体験などを実施してきた。ドローンは高解像度のカメラを見ながらヘリよりも低空を飛べるため、土砂災害や山岳遭難が発生した場合の捜索などに有用だと判断し、署が協力を要請した。災害が発生した場合、スクールから機体や操縦者を提供する。

 同スクールでは西日本では初という水中ドローンの講習も行っており、代表を兼任する田辺自動車学校の野村晃大社長は「水難事故などの際にもお役に立てると思う」と話していた。(大野宏)