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 人気漫画を無断で掲載した海賊版サイト「漫画村」をめぐる著作権法違反事件で、同法違反(公衆送信権の侵害など)の罪に問われた住所不定、無職安達亙(わたる)被告(38)の初公判が9日、福岡地裁(蜷川省吾裁判官)であった。安達被告は「今は何も話せません」と認否を留保した。

 検察側の冒頭陳述によると、安達被告は、運営者の星野路実容疑者(27)=同法違反の疑いで逮捕=に次ぐ立場。星野容疑者が2015年ごろに経営したメイド喫茶の従業員で、その後、星野容疑者が開店したメイドバーの店長としても働いていたという。

 漫画村の運営は遅くとも16年12月ごろまでに2人で開始。安達被告は17年3月以降、都内の男女=同法違反の罪で公判中=に、別のサイトからデータをダウンロードし、編集してアップロードするよう指示したり、月に1回報酬を渡したりした。同年5月ごろには星野容疑者らと共謀、漫画「ワンピース」866話の画像ファイルを漫画村のサーバーに保存し、誰でも見られるようにしたと指摘した。(棚橋咲月)