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 雑誌のレイアウトは将来、編集者とAI(人工知能)が協力してやることになるかもしれない――。大日本印刷は、AIが誌面を自動でレイアウトする技術を出版社2社と共同開発し、実用化が始まった。編集者の経験や勘に頼りがちだったレイアウト作業を自動化することで、業務の効率化を手助けする。

 建築専門誌の「新建築」(創刊1925年)を発行する新建築社と、海外の建築情報を伝える「a+u(エーアンドユー)」(同71年)を発行するエー・アンド・ユーとともに共同開発した。7月発売の「a+u8月号」の一部のページで、さっそく新技術が活用された。

 2誌の各特集ではこれまで、1人の編集者が毎回、レイアウトの原案を最低でも五つほどつくり、取り上げる建物の設計者らと議論を重ねて一つに絞っていた。写真と文字のバランスや余白の取り方といった雑誌が持つ特徴は、長年担当した編集者の経験や勘に頼りがち。一部の人に業務が集中している側面もあり、新技術でそうした状況が改善されることも期待される。

 具体的なAIの活用は、次のように行われる。

 まず、過去15年分の「a+u…

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