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 急性白血病から復帰し、5日に3年半ぶりとなる公式戦出場を果たしたサッカーJ2・アルビレックス新潟の早川史哉選手(25)が9日、母校の新潟市立小針中学校で講演した。後輩の全校生徒を前に、「自分のペースで、自分の導き出した答えを信じて進んでいってほしい」とエールを送った。

 早川選手は中学時代を振り返り、「勉強や学校生活を通して培う人間関係はサッカーに生きると自覚していたので、手を抜くことはなかった」と話した。

 5日の試合について生徒から質問され、「闘病中に思い描いた風景に、喜びと不安で心臓がばくばくしていた。一生忘れられない特別な1日になった」。病気のプレーへの影響については、「前の状態に戻れているとは言えないが、病気を通じて新たな自分を見つけることができた。もっとよくなれるという可能性を信じている」と話した。

 講演会の後、サッカー部の2年生、西山航永さん(13)は「どんな困難があっても早川選手のように諦めず乗り越えたい」。校外のサッカークラブに所属する3年生の白沢百合恵さん(15)は「けががあってもくじけず、いいプレーができるようにがんばっていきたい」と話した。(緑川夏生)