[PR]

 参院埼玉選挙区の補欠選挙(被選挙数1)が10日告示された。午前9時現在で立候補を届け出たのは、NHKから国民を守る党党首で前職の立花孝志氏(52)と、無所属新顔で前知事の上田清司氏(71)の2人。27日に投開票される。

 補選は前参院議員の大野元裕・埼玉県知事が上田氏の事実上の後継として8月の知事選に出馬するため辞職したのに伴うもの。国政選挙で、自民、立憲民主などの主要政党が擁立を見送る異例の選挙となる。当選者の任期は2022年7月まで。

 立花氏は上田・大野両氏が補選を利用して地位を入れ替えようとしていると批判。それを容認する主要政党の既得権益も打破し、NHKのスクランブル放送を実現させると訴えている。

 上田氏は4期16年の知事経験を背景に地方重視の政治や行財政改革の必要性を強調。「完全無所属」を表明する一方、知事選で大野氏についた立憲民主や国民民主が「友情支援」する。

 知事選で推薦候補が敗れた自民は擁立を見送り、自主投票を決定。知事選では大野氏を支援した共産や社民も改憲に前向きな上田氏の憲法観などから自主投票を決めた。