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 新元号を記念し、山梨県富士河口湖町の有志が製作してきた直径1・6メートル、重さ約200キロの「ドラゴン太鼓」が完成した。地元のスギ材と、特大和牛の皮で作った桶(おけ)太鼓。住民と観光客約700人が手伝った。

 地域の祭りの主役にしようと、5月に太鼓作りが始まった。ヒノキの担ぎ棒(長さ約12メートル)4本と、たたき手や先導役の計6人が乗ると総重量は約2トンにもなる。100人以上で担ぎあげ、「六根清浄ワッショイワッショイ」のかけ声で練り歩く。

 内部には、製作した大勢の子どもたちが名前を記した。「寿命百年」の太鼓で、皮が破れるなどしない限り内部は見られない。8月に完成すると、子どもたちが試し打ち。9月には担ぎ初めがあった。

 太鼓作りは愛知県岡崎市の老舗「三浦太鼓店」の三浦和也社長(39)が指導した。「地域で長く愛される太鼓になってほしい」と話した。(河合博司)