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 ドイツ東部ハレで9日、2人が撃たれて死亡した事件で、地元警察当局に拘束された容疑者が、反ユダヤ的な極右思想を持ったドイツ人の男(27)である可能性が高まった。シュピーゲル誌などドイツメディアが相次いで報じた。容疑者とみられる男が犯行の様子をカメラで撮影しながら、インターネット上で中継をしていたことも分かった。

 司法当局の捜査は続いており、正式発表はまだない。だが、住民への自宅待機の要請は解かれている。共犯者がいる可能性はあるものの、犯行当時はこの男1人だったとみられる。

 DPA通信によると、ネット中継された映像は約36分。容疑者とみられる丸刈りの男が武器を備えた車の中で戦闘服のような物を着込み、ユダヤ人らを蔑視する発言を繰り返した。

 ヘルメットに付けられたカメラから撮ったとみられる場面では、男がユダヤ教の礼拝堂(シナゴーグ)のドアに向かってライフルのような銃で何発も発射したが、門を開けられなかった。このため今度は通行人に発射し、ここで女性1人が亡くなった模様だ。

 9日はユダヤ教の神聖な祝日の…

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