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 ノーベル化学賞の受賞者発表から一夜明け、名城大学(名古屋市天白区)では10日午前、吉野彰教授の受賞決定を祝う垂れ幕が掲げられた。「祝ノーベル賞」の文字が躍る白い幕が下がると、キャンパスでは拍手が起きた。

 キャンパスでは学生らに、吉野教授の受賞決定を伝える号外が配られた。農学部1年の内田隆也さん(18)は、父親から昨夜、受賞決定を伝えるテレビ画面の写真が送られてきて知ったという。「自分も研究をがんばろうと思った」

 名城大学新聞会の若林嵩成さん(21)=法学部3年=は昨夜、大学での記者会見の会場にいた。「先生はいなかったが、実際に記者会見が行われた。ニュースの現場にいたことがうれしい」。ノーベル賞に向けて発表2日前の10月7日に、吉野教授に取材をしたばかりだったという。受賞決定を伝える新聞は、10月末から始まる大学祭に向けて発行したいという。(木村俊介)