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 10日午前6時40分ごろ、岩手県久慈市の久慈港から北東約20キロの沖合で、釣りをしていた同市漁業協同組合所有の第8昇伸丸(4・8トン)が転覆し、乗っていた6人全員が海に投げ出された。八戸海上保安部によると、6人は近くにいた漁船4隻に救助され病院に搬送されたが、船長で同市湊町の自営業佐々木昇さん(77)の死亡が確認された。死因は水死だった。釣り客5人にけがはなかった。

 海上保安部によると、客5人は岩手県在住で60~70代の男性。第8昇伸丸は午前5時30分ごろ久慈港を出港し、約1時間後に漁場に到着。釣りを始めて約10分後に浸水し、転覆したという。海上保安部が転覆の原因を調べている。

 盛岡地方気象台によると、10日朝の現場付近の波の高さは1・5メートルほどだったという。(藤谷和広)