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魔法のやかん

 試合後、スマートフォンの「キャッチボール」にスタンドが盛り上がった。9日、ラグビー・ワールドカップ(W杯)のアルゼンチン―米国戦があった埼玉・熊谷ラグビー場だった。

 快勝したアルゼンチンの選手たちが、グラウンドをゆっくりと回る。ゴール裏の観客席との距離はわずか4メートル。待ち構えていたファンたちが選手の名を呼び、次々とスマホを投げる。丁寧に受け取った選手はスタンドを背に自撮りして、笑顔でスマホを投げ返した。

 ラグビーボールが投げ入れられると、FBトゥクレは鮮やかに蹴り返した。スタンドがまた沸いた。

 会社員の松尾伸晃さん(54)=横浜市神奈川区=は、Tシャツとペンを2人の選手に投げた。プロップのメドラノらが、笑ってサインをして、投げ返してくれた。

 「熊谷だから。この距離だから」。松尾さんは、興奮気味に言った。

 1991年に建設された熊谷ラ…

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