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 浜田藩開府400年に合わせ、浜田市が浜田城近くの歴史的建造物「御便殿(ごべんでん)」(同市殿町)を改修し整備を進めてきた「市浜田城資料館」が完成した。12日午前10時から開館式を行い、オープンする。

 10日、市議や報道関係者らに公開された。市教育委員会によると、和建築の保存と親しみを持ってもらうことなどをコンセプトに、浜田城や北前船の寄港地だった日本遺産、外(と)ノ浦(同市外ノ浦)を大型のパネル46枚と絵図や甲冑(かっちゅう)など10点の史料で紹介している。

 御便殿は1907(明治40)年、大正天皇が皇太子時代に山陰を訪れた際に宿泊された建物。敷地面積は約3400平方メートル、木造瓦葺(ぶ)き平屋建てで延べ床面積は約550平方メートル。今年5月終わりから改修工事に入り、整備費用は駐車場や周辺道路の整備も含めて約1億円。御便殿の隣接地は、市が整備を計画している浜田歴史資料館(仮称)の候補地にもなっている。

 開館時間は午前9時~午後5時。休館は、祝日の翌日と月曜、年末年始(12月29日~1月3日)。入館料は無料だが、「松の間」を改装した学習室の使用料は1時間200円。問い合わせは市教委文化振興課(0855・25・9731)か、浜田城資料館(0855・28・7151)=30日以降=へ。(水田道雄)