神奈川県が設置する神奈川リハビリテーション病院(厚木市)で、筋肉を動かす際に生じる電流の力で手指が動く義手(筋電義手)の取得を目指して訓練していた清川村の中学生に、この義手が公費で支給されることが決まった。筋電義手の普及を目指す同病院のプロジェクト「かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)」からの第1号だ。
筋電義手は、筋電を2カ所の電極で読み取り電動義手の手指を開閉する。手が欠損している障害者に有益だが、最低約150万円と高額で、国内ではほとんど普及していない。公費支給が決まれば、一部の自己負担額を除いて、国と県、市町村が一定割合ずつ費用を負担する。
筋電義手の公費支給が決まったのは清川村の中学3年生土屋壮平さん(15)。先天的に左手首から先が欠損している。義手なしで成長してきたが、小学3、4年生の頃、母の孝子さん(46)が筋電義手を取り上げたテレビ番組を見たのを機に、親子で興味関心を抱くようになった。
「『明日欲しい』と急に言われ…
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