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 ビール大手4社が10日に発表したビール、発泡酒、第3のビールを合わせた「ビール系飲料」の9月の販売量は、全社いずれも前年同月を上回った。10月の消費増税前にまとめ買いに走った影響がみられた。

 アサヒビールは前年同月比で11%増。広報担当者は「2014年の増税時ほどではないが、駆け込み需要があった」と話す。

 キリンビールは24%増。第3のビールは本麒麟(ほんきりん)が好調で33%増だった。

 サントリービールは16%増で、ビールの6缶パックや箱に景品を付け、まとめ買いを誘った。

 サッポロビールも主力の「黒ラベル」が好調で、17%増だった。

 9月20日に開幕したラグビーのワールドカップ(W杯)による「特需」もあった。スポンサーとして唯一会場で売られているハイネケンは同240%増。アサヒが直営するパブでは日本戦の開催日はビールが3~5倍販売されたという。

 ただ、10月以降は各社とも駆け込み需要の反動減を警戒し、新商品を投入するなどして対策を打つ。(長橋亮文)