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(10日、プロ野球CS第2ステージ 巨人6―0阪神)

 勝負の行方はまだ分からなかった。勝利の女神は巨人と阪神の間を行ったり来たり。そんな気まぐれな女神を振り向かせたのは巨人ゲレーロの一振りだった。

 四回だ。リードは1点。無死二塁のチャンスで打席が回ってきた。「大事な試合。絶対にランナーをかえしたいと思った」。初球、内角低めのスライダーをファウル。2球目は外角高めの直球をファウルした。

 いきなり2ストライクと追い込まれたが、集中力は途切れない。外角へのチェンジアップ、内角へのスライダーと、勝負に来た球をしっかりと見極めた。フルカウントに持ち込んだ6球目、真ん中低めに甘く来たスライダーを捉えた。

 左翼席に届けたCS1号2ラン…

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