[PR]

 トヨタ自動車は24日に開幕する東京モーターショーで、燃料電池車(FCV)「ミライ」の新型を公開すると発表した。2020年末から日本や北米、欧州などで売り出す予定。14年に発売した現行ミライから燃料電池システムを一新し、航続距離を約30%伸ばすことをめざす。

 FCVは、水素と空気中の酸素を化学反応させて発電した電気で走る。走行中に二酸化炭素を出さないため、トヨタは「究極のエコカー」と位置づける。現行ミライは8月までに世界で約1万台売れた。本格的な普及には、水素ステーションの整備も課題となる。

 新型は現行より低重心で伸びやかなプロポーションにし、乗り心地も向上させた。開発責任者の田中義和氏は「FCVを普及させるにはエモーショナル(感情的)な魅力にあふれ、性能がすばらしい車に挑戦しなければならない」と話す。

 一方、トヨタの高級車ブランド・レクサスは、東京モーターショーで電気自動車のコンセプトカーを世界初公開すると発表した。(竹山栄太郎)