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 韓国の金泳三(キムヨンサム)政権で首相を務めた李洪九(イホング)氏ら、韓国で「元老」と呼ばれる政界、宗教界、学界の重鎮らが10日、ソウル市内で記者会見を開き、安倍晋三首相に韓国政府と対話するよう促す声明を発表した。日韓関係が悪化する中、韓国側には政府代表が出席する天皇の「即位礼正殿の儀」を機に、対話を再開させたいとの期待がある。

 声明は安倍首相に対し、対韓輸出規制の廃止や平和憲法の維持を要求。植民地支配が韓国の人々の意に反して行われたと明記した2010年の菅直人首相の「韓国併合100年 首相談話」を継承し、元徴用工問題などで韓国との対話に乗り出すよう求めた。105人が署名したという。

 李氏は会見で「東アジアの平和の維持は、韓国の責任もあるが、大国としての日本の責任が大きい」と訴えた。(ソウル=武田肇)

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