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 「ひらかれた社会へ 多様性がはぐくむ持続可能な未来」をテーマに国際シンポジウム「朝日地球会議2019」(朝日新聞社主催)が14日、東京都内で始まった。深刻化する気候変動問題や、人工知能(AI)による技術革新と民主主義のあり方などについて幅広く議論し、国連の掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」への道筋を考える。16日まで。

 初日の14日には、東京都の小池百合子知事が「持続可能な環境先進都市・東京 2020のさらに先へ」のテーマで講演。二酸化炭素(CO2)の排出量を2050年に実質ゼロにする「ゼロエミッション東京」を5月に宣言したことなどに触れ「東京五輪・パラリンピックの暑さ対策やプラスチック対策の対応は、世界へのメッセージになっている。しっかりと取り組みたい」と述べた。

 20年東京五輪の公式映画監督を務める河瀬直美さんも登壇し、撮影を通して感じてきた自然への思いを語った。

 15日は、米ジョンズ・ホプキンズ大准教授のヤシャ・モンクさん、国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授の新井紀子さんらによるパネル討論「AIと民主主義」がある。最終日の16日には、「待ったなしの気候変動対策」をテーマに、旭硝子財団理事長でAGC取締役兼会長の石村和彦さんらが、世代を超えて環境を守るための道筋について話し合う。(古屋聡一、軽部理人)