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 ラグビーのワールドカップ(W杯)で、初の8強進出がかかるスコットランド戦(横浜国際総合競技場)を13日に控える日本代表。3連勝と勢いづくチームで、いぶし銀の働きをみせているのが、3大会連続のW杯出場を果たしたスクラムハーフの田中史朗(ふみあき)(34)=キヤノン=だ。途中出場ながら全3試合で貢献。スコットランド戦のメンバー23人にも名を連ねた。

 「不遇」の時代を知るベテラン。その成長と代表の飛躍の跡は一致する。

 自身初のW杯となった2011年ニュージーランド大会で、いきなり3試合に先発した。だが、チームは3敗1分け。勝てると軽んじた相手にも負けた。当時26歳。大舞台の厳しさを身をもって体験した。命がけで挑んでくる相手に対し、「中途半端な気持ちで戦っていた」と悔いた。

 自分たちのふがいなさでラグビー人気が落ち込んだ――。そう、自分を責めた。海外に目を向け、日本人で初めて南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」でプレーした。

 ただ、15年のイングランド大会を前に、その熱量が周りとの摩擦を生むことに。練習で手加減したタックルを見舞うチームメートを叱責(しっせき)した。「遠慮はラグビーでは、無駄」という信念が、チーム内で浮いた。本大会では優勝2回の強豪・南アフリカを倒して3勝1敗と躍進したもののトライ数が足りず、1次リーグで大会を去った。

 スクラムハーフは、FWとバッ…

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