[PR]

 台風19号の接近に伴い、量販店などには、防災用品を買い求める人たちが続々と訪れている。

 都心のあるホームセンターでは11日午前の開店直後から、防災用品を買い求める人たちで長い行列ができた。

 「昨日からお客さんが多く、養生テープやカセットコンロなどは品切れです」と店長。近くの40代の主婦は、ブルーシートや粘着テープなどを大量に買い物かごに入れていた。「これまで防災用品を買ったことはなかったけれど、今回の台風は想定外の規模だと聞いたので」。停電や断水に備え、近所のスーパーで水や缶詰など保存用の食料を買おうとしたが品薄だったという。

 都心のある量販店では、養生テープが品切れになった。担当者によると、10日午後から「窓を補強するテープはないか」などと問い合わせが増え、夜には売り切れたという。補充の手配をしているが、入荷できるかは不透明だ。

 足立区のホームセンター「ロイヤルホームセンター足立鹿浜店」でも11日朝から、ブルーシートを買い求める客が列を作った。補充作業に追われているが、残りはわずか。9日から10日にかけて防災用品を求める客が増え、ガスボンベや飲料水は完売。懐中電灯も残りわずかだという。

 イトーヨーカドーは12日に、東京都と、神奈川、千葉、埼玉、茨城など1都7県にある124店舗すべてを臨時休業する。

 一方、大学では、推薦入試やAO入試を延期するところが相次いでいる。明治大は10日夜、12日に実施予定だった理工学部のAO入試を延期すると発表した。後日、新たな実施日程を発表するという。青山学院大は、12日に実施予定だった「スポーツに優れた者の入学試験」「自己推薦入学試験(英語資格取得者を対象)」を19日に延期。日本大は、13日に予定していた経済学部の帰国生入試や編入学試験を27日に変更した。

 国立大でも福島大が12日に予定していた共生システム理工学類のAO入試を22日に、静岡大も12日に予定していた一部のAO入試を26日に延期した。横浜市立大も11日正午過ぎ、12日の国際教養・国際商・理の3学部のAO入試について延期を発表。19日以降の土曜日か日曜日に新しい日程を設定するとしている。