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 日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内で水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船が衝突した事故を巡り、菅義偉官房長官は11日午前の閣議後会見で、「衝突現場を撮影した映像について、公表する方向で検討しているとの報告を受けている」と述べた。政府は公表時期や方法の調整を進めている。

 事故映像については、西村明宏官房副長官が「今後の捜査への影響もあり、公表は想定していない」と9日の会見で話していた。自民党の会合では、救出された漁船乗組員から事情を聴かないまま退去させた政府の対応に批判が出ており、影響した可能性がある。

 政権幹部によると、映像の内容は、日本側の操船に問題がないことが明らかなものとしており、公開しても北朝鮮側に悪用される恐れはないと判断したという。