カトリーヌ・ドヌーブ×是枝裕和対談

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 今年のベネチア国際映画祭のオープニングでプレミア上映された映画「真実」の日本公開が始まった。昨年のカンヌで最高賞パルムドールを得た是枝裕和監督の受賞第1作で、カトリーヌ・ドヌーブが主演する話題作だ。是枝監督が16年前に舞台用に書いた未完成の戯曲「クローク」が元になっている。作品では、仏の国民的女優ファビエンヌ(ドヌーブ)と娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)の愛憎が描かれる。ほかにもイーサン・ホークやリュディビーヌ・サニエら国際的俳優が出演している。2018年10~12月、パリ市街と近郊のスタジオで撮影された。公開に合わせて来日したドヌーブと是枝監督は、国境を越えた映画づくりや好きなシーン、個性的な衣装などについて語り合った。

ドヌーブ「毎日1時間半話した」

 ――是枝監督は、「誰も知らない」で14歳の柳楽優弥にカンヌの男優賞をもたらすなど、俳優の力を引き出すことにたけていて、俳優たちに人気があります。

 ドヌーブ ああ、それは私にもよく分かります。

 ――人気の秘密はどこにあるのでしょう。

 ドヌーブ 是枝さんの過去の映画を見ましたが、俳優のことが本当に好きなんだと分かりました。そして登場人物を愛している。だから撮影前から彼を信頼することが出来ました。

 ――是枝さんはどんな演出をす…

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