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 豚コレラや鳥インフルエンザなど家畜伝染病の発生に備え、県と県畜産協会は11日、石岡市野田の石岡市八郷総合運動公園で防疫演習を開いた。県南地域の14市町村から担当者や獣医師ら約90人が参加して、殺処分をする際の作業手順などを確かめた。

 演習では、県南農林事務所の佐藤明彦所長が「愛知で始まった豚コレラが東に向かってきており、県内で明日にでも発生してもおかしくない緊迫した状況。鳥インフルを含め伝染病を蔓延(まんえん)させないためには初動がかぎとなる」とあいさつ。

 石岡市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したという想定で、防護服の着脱からニワトリの死体を焼却場へ持ち込むための準備までの一連の流れを体験した。

 県南家畜保健衛生所によると、防疫演習は、鳥インフルエンザが流行し始めるこの時期に毎年各地で開いている。今年は、豚コレラウイルスの県内への侵入が心配されているため、対策の現状などを説明したうえで注意を呼びかけた。