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 うつ病で休職後に復職が可能と診断されたのに退職させられたのは違法だとして、「マニュライフ生命保険」(東京都新宿区)の管理職だった女性が11日、同社を相手どり、復職と支払われていたはずの賃金など約1400万円を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴えたのは千葉県市川市の吉田晶子さん(49)。訴状によると、吉田さんは2016年10月、社内広報担当のマネジャーとして中途採用された。入社後、直属の上司や役員から、理不尽に怒鳴られたり不当に低い人事評価を受けたりした。18年5月、職場のストレスなどが原因でうつ病と診断され、休職した。

 18年11月に主治医が「労務可能」と診断し、翌12月には産業医も復職可能と判断した。吉田さんは会社に復職を求めたが、会社は「ポジションがない」などとして復職を拒否し続け、19年4月に休職期間満了を理由に退職させた。

 マニュライフ生命保険は「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」(広報部)としている。(内山修)