最大200万人(6月、主催者発表)が集まった香港の抗議デモは、いっこうに収束の気配が見えません。最近はデモ参加者との激しい衝突を受け、警察が実弾を撃って若者たちを負傷させる事態にも発展しています。多数の市民が加わるデモの最前線で警察とにらみ合い、過激な行動を取る人たちは「勇武派」と呼ばれています。覆面で顔を覆い、匿名で活動する彼らはいったいどんな人たちなのでしょうか。香港政治に詳しい立教大学の倉田徹教授に話を聞くと、勇武派が拡大し、低年齢化している実態が見えてきました。
――「勇武派」と呼ばれる人たちはいつごろから出てきたのですか。
まず、「派」とあるので派閥のようなグループを想像するかもしれませんが、そうではなく、一種の思想を持つ傾向の人たちのことを指します。「リベラル」とか「右翼」というくくり方と近いでしょう。
勇武派の思想のルーツは、雨傘…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:2153文字/全文:2528文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部