[PR]

 高島屋は11日、港南台店(横浜市)を来年8月に閉め、米子店(鳥取県米子市)を来年3月に地元企業へ譲渡すると発表した。両店とも営業赤字で、業績の回復は難しいと判断した。

 港南台店は1983年に開店。正社員は配置を転換するなどして雇い続ける方針という。

 米子店は64年に開店。中心市街地の活性化に取り組んでいる地元企業ジョイアーバンに譲渡する。JU米子高島屋(仮称)として譲渡後も店の営業は続く。従業員はジョイ社が雇う。

 米子店は本館のほか東館もある。こちらはすでにジョイ社に譲渡されており、今秋に改装開業する。

 高島屋の村田善郎社長は11日の記者会見で、ほかの地方店についても撤退や縮小に踏み切る可能性に触れた。

 岐阜店(岐阜市)や岡山店(岡山市)、堺店(堺市)、泉北店(同)の計4店を列挙。「人口減による地方経済の縮小は続く。将来にわたって営業黒字が見込めない店は、適切に縮小や撤退を判断していく」と述べた。(佐藤亜季)