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 大型で非常に強い台風19号は12日夕方から夜にかけて東海から関東に上陸する見込みです。暮らしの困りごとや疑問を取材する「#ニュース4U」取材班がLINEの友だちに台風への備えや、台風の中、どのように過ごしているのか聞きました。

両親と避難、暗くなって断念

 千葉市稲毛区の会社員の女性(40)は午後3時ごろから、同居する両親と避難のタイミングを探っていたが、周囲の風雨が強まり、暗くなって断念したという。窓ガラスは粘着テープで補強したが、「大雨特別警報も出ず、避難勧告も出ないけど、避難しなくて大丈夫か。窓ガラスが割れそうで耐えられるのか不安。もう祈るしかない」。

 東京都府中市の病院事務の女性(55)は午後4時半過ぎ、近くの中学校に開設された避難所に来た。近くの多摩川が雨で氾濫(はんらん)の恐れがあるためだ。自宅が小高い場所のため、避難しないつもりだったが、一人暮らしで気持ちが落ち着かなかったという。避難所では飲食物は支給されず、小さなカーペットのみが配布されたという。持参したレジャーシートを合わせて座り、窓が開けられず空気が悪いと感じたが、「家でひとりでニュースを見ているより動悸(どうき)がしない」。

食品類買いだめ、養生テープは売り切れ

 千葉県匝瑳市の介護福祉士の女性(45)は、9月の台風15号で隣の多古町で停電や断水が1週間以上も続いた地域があったことを教訓に、水やカップ麺、レトルト食品、電池などを11日夜までにできるだけ買いだめした。車のガソリンも満タンにした。「前回は考えが甘かった。準備万端だとしても何が起こるかわかりません」。12日は午前11時から午後8時まで高齢者福祉施設に出勤している。「入所されている高齢の利用者様が心配で休むわけにいかない。どうしても、仕事に行かなければならない人たちもたくさんいますから」

 東京都杉並区の教員の20代女性は、スーパーで養生テープが売り切れていて、カーテンを閉めて対応することにした。「シャッターがついていない窓ガラスで心配。テープがフリーマーケットアプリに大量に転売されているのを見ると腹が立つ」

煮物作り置き、事前に「停電ごっこ」

 東京都多摩市の主婦(44)は11日夜までに、水袋やタンクなどに計15リットルの水をため置き、鶏の手羽元を煮込み、ゆで卵やカボチャの煮物を作り置いた。図書館に行って本も借りた。子どもたちと電気を消して、「停電ごっこ」をしてランタンの明るさを確認したという。「もし停電したら、子どものおもちゃに入っている電池は全て照明用にする」という。

 横浜市西区のパート女性(49)は前日にスーパーなどに買い出しに行ったが、「カセットコンロ、パン、カップ麺は売り切れでした。もっと早く備えるべきでした。今回はみな敏感に対応している印象です」。

 東京都葛飾区の派遣社員の50代女性はコールセンターに勤務。「家族と相談して欠勤することにしました。缶詰めになっている社員の方のことを考えると、申し訳ないと思い、もやもやした気持ちになります。台風の時は会社が休みになるよう、社会が変わってほしいと思います」

シェアハウスに避難、大勢が身を寄せ

 品川区の自営業女性(34)は11日夜から、目黒川の氾濫に備え、3歳の息子と渋谷区のシェアハウスに住む友人の元に避難した。ハウスには住人や身を寄せた人が乳児から40代まで30人ほどいて、12日朝から作り置きの食事の用意をしているという。水や液体ミルクを買いだめし、停電しても自然解凍して食べられるよう冷凍食品の焼きおにぎりなども購入したという。

 千葉市の団地で一人暮らしの女性(71)は呼吸器疾患があり、停電になると酸素を吸入する機械が使用できないため、携帯用ボンベを余分に用意したという。不安だが避難所には感染症のリスクがあると考えて、「家でじっと耐えるしかないですね」。

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