千曲川決壊、老人施設で避難 家族数人逃げ遅れの情報も

台風19号

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 台風19号の影響で、長野市の長沼・穂保地区では千曲川左岸が13日未明に決壊し、住宅地などに泥水が流れ込んだ。グループホーム「やすらぎの家すばる穂保」では、入所者9人と職員3人の12人が2階に避難している。ほかに市の長沼支所近くの寺からも家族数人が逃げ遅れたとの連絡があったという。

 ほかに市内の千曲川では篠ノ井や松代、若穂地区など複数の場所で氾濫(はんらん)しており、篠ノ井・横田地区の特別養護老人ホーム「桜ホーム」では、約120人が2階に避難。けがなどはなく、消防が救助にあたっている。

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