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 性の多様性を祝う「関西レインボーパレード」が13日、大阪市北区であった。14回目の今年、約1300人(実行委発表)が参加。様々な性を象徴する虹色の旗や、「ちがったままで」「いっしょに生きよう」などと書かれたサインを手に歩き、同性愛や両性愛の人たち、生まれたときの性別とは違う性別で生きる人たちの権利を訴えた。

 大阪市に住む介護職の塩安九十九(つくも)さん(38)は「性別変更に手術を求めるな。」と記した段ボールを掲げて歩いた。塩安さんは、生まれたときは女性で、今は性別にとらわれないトランスジェンダー。日本では現在、法律上の性別を変更するには、生殖機能をなくす手術を受けなければならない。塩安さんは「どんな体でも自分のアイデンティティーに従って生きられる世の中であるべきだ」と話し、現状を伝えるために多くの人が姿を現して声を上げるパレードの大切さを感じたという。

 パレード発着点の扇町公園では、7回目となる「レインボーフェスタ!」が開かれた。約1万人(実行委発表)が来場し、交流や飲食を楽しんだ。協賛する企業や大学のほか、緊急時に助け合えるコミュニティーづくりをめざす任意団体カラフルブランケッツ(大阪市)や外国人向けに自殺予防の相談を受け付けるNPO法人TELL(東京都)など計約50団体がブースを構え、普段の活動や催しの情報を提供した。